プロダクション運営について考える(その1) - オフィスネオ公式ブログ

オフィスネオTOP お申し込み

プロダクション運営について考える(その1)

officeneo (2019年9月30日 01:50)
オフィスネオ代表の横沢です。

今回は、チャットレディ側ではなく代理店側の立場で、プロダクション運営についてお話しようと思います。

これから脱サラでの独立開業や実入りのいい副業として、ライブチャットのプロダクション運営を検討している方も居られるのではないでしょうか。
当社でも現在、傘下代理店として現在200社近くの所属エージェントさんがいらっしゃいます。

情勢として、当社での契約件数は5~6年前までがピークで、現在は応募ペースとしては若干落ち着いてきている感じですが、それでもまだまだ需要はあるようで、新規登録の応募は地道に続いている状況です。

ただその中で、一応契約だけしてみてどんな業界か、詳しい契約内容や業務資料など様子を見てみたものの、実際に運営開始までに至らなかったような方もかなり居られます。

これはそもそも、ライブチャット代理店というものは契約料やフランチャイズ料のような「自己資金がかからずに始められる」という部分で、契約に対してのハードルが低い(気軽に契約しやすい)という事も大きいのでしょう。

契約代理店さんは北海道から沖縄まで全国多岐に渡りますので、遠方の方の場合は電話やメール・契約書なども郵送のやり取りで契約まで行なってしまう代理店さんも多いです。

もちろん近県の方は実際に面談して詳しい説明など行ないますし、やはり実際にお会いした方の方が、その後のサポートなども比較的密に行いやすいという面はあるかと思います。

やはり契約までのハードルは低いといっても、その後の運営に当たってはそうそう簡単な仕事というのはない訳ですが、そんな中でもチャットプロダクションの運営は、何か他の業種で開業するよりも元手資金が少なく済む分リスクも少ないですし、「頑張れば地道に軌道に乗せられる」見込みの高い業種ではないかと思います。

やはりプロダクション運営のキモとしては女性の求人をどうするか、これに尽きるでしょう。

プロダクション運営にあたって、大きく通勤と在宅という括りがあると思います。
もちろん通勤と在宅を併用するのが一番効率的ではありますが、通勤か在宅かによって、求人の手段が多少違ってくるわけです。

通勤プロダクションの場合は主に地元の近隣地域に住む女性を対象としているので、出店する場所さえ条件に合えば、求人の手段としてはネット上の高収入求人サイトのほか、地元のミニコミ誌やアルバイト情報誌などの掲載してもいいかもしれません。

後は以前から行われているティッシュ配りやポスティングなどもありますが、こちらはある程度大都市圏など、ターミナル駅で人通りが多いところや、単身用マンションの密集地などでないと、地方の住宅地などではあまり効率が良くないかもしれません。

しかし通勤の場合は、ある程度エリアやターゲットを絞れるので求人媒体も検討しやすいのではないかと思います。

問題は在宅プロダクションの場合で、通勤に比べて部屋代や機材費などの固定費がかからない反面、在宅の場合は地域に関係なく全国の事務所が競合ライバルになりますから、求人に関しても効果が出にくく、なかなか軌道に乗せるのが大変(期間がかかる)な面があると思います。

基本的には開業当初は特にですが在宅での運営そのものが通勤に比べると利幅も薄く、固定費はなるべく抑えたいので、なるべく求人にも自社サイトを作成してSEO対策を頑張り、求人広告など出稿しなくても求人できるようにするのが王道です。

SEOといっても、数年前までは多少費用をかけることで上位表示がしやすかった時代もあったのですが、今はGoogleのアルゴリズムも変更され、そうした手段が取れませんのでサイトの内容を濃くしていってGoogleに評価されるのを待つことになります。

なので半年~1年くらいは、自社サイトだけでは女の子も集まりにくい時期が続く可能性がありますので、その間は有料で広告を出稿し、求人サイトやAdwords等のリスティング広告で女の子を集める必要があるでしょう。

ただ以前に比べてSEOが効きにくくなった半面、それは他の事務所にとっても同じ条件になる訳で、サイトの内容次第では後参入でも十分勝ち目が出てきたとも言えます(以前の有料SEO全盛の時代の方が、資金を掛けられる大手以外は勝ち目がなかったという一面もあります)。

当社の傘下代理店さんでも、在宅一本でサイト運営を頑張った結果、現在在宅プロダクションでは業界1、2の位置まで売り上げを伸ばしているM社さんなど居られます。

要は工夫次第、頭の使いよう次第でまだまだ参入する余地があるという事ですので、ぜひ頑張ってみていただければと思います。

長くなったので続きは次回「プロダクション運営について考える(その2)」でお話ししようと思います。

カテゴリ:

≪ 過去の記事ブログTOP新しい記事 ≫


お問い合わせ
TOPに戻る↑