プロダクション運営について考える(その2) - オフィスネオ公式ブログ

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プロダクション運営について考える(その2)

officeneo (2019年10月 6日 00:21)
オフィスネオ代表の横沢です。

前回の「プロダクション運営について考える(その1)」では、通勤ルームと在宅プロダクションについて、それぞれ求人の方法や運営の情勢などお話しましたが、今回さらに突っ込んで、具体的なお話ができればと思います。

前回の記事を自分で読み返してみながら思ったのですが、ここ最近の流れとしては、チャットレディ求人の通勤離れが始まっているかもしれません。

理由としては、数年前より各チャットサイトでチャットレディ側のスマホ対応が進んだことがあります。

今までは男性側の方は、比較的早い時期からスマホ対応が進んで映像を視聴出来たりしていたのですが、今は女性側もスマホでお仕事できるわけなんですね。

そうなると、以前はパソコンを持っていない女性は通勤ルームで働くという事になったわけですが、スマホでも出来るとなるとわざわざ通勤ルームに通うよりも、スマホで仕事したいという需要が増えるのは当然かと思います。

それでも例えば、家族と同居していてどうしても自宅では出来ない女性などはまだ通勤の需要があるかもしれませんが、比率としてはやはり在宅の方にシフトしている傾向ではないでしょうか。

当社でも通勤ルームを運営してはいますが、現在のところおかげさまで比較的シフトが埋まっていることが多く、そういう場合通勤希望で応募いただいた女性については「スマホを使って在宅でお仕事しませんか?」とご案内している状況です。

以前であれば、稼働人数が見込めるのであればどんどん部屋を増やして、というのがセオリーだったわけですが、経営上ルームを増やすのか在宅で登録していただくかという2択になると、部屋を追加するよりも在宅でやって頂こう、という形になってしまうのが現状です(あくまで当社の場合です)。

そうなんですよね、通勤の場合は売り上げを増やす=女性を増やすためには、その分部屋を増やしていかなくてはいけないというのが、ちょっと経営上ネックになる部分でしょうか。

一般的には、ライブチャットのプロダクションを運営するなら在宅では利益が出せない、やはり通勤ルームを持たないと、と言われていたわけですが、当社の場合は在宅で利益も出ているし併用で通勤ルームも持っているという形が一番効率はいいのかもしれません。

ただ前回も書いたように、在宅の場合は利益が出てくるまでの期間が通勤よりも長くかかるため、なかなか取っ付きにくいのは事実でしょう。

また、現在スマホでも仕事できる状況とは言っても、やはり稼ぎやすいと言えばパソコンの方に分があるのは確かですし、女性から見ても通勤事務所で密なサポートを受けながら仕事したいというニーズもありますので、通勤もまだまだやりようはあるとは思いますね。


話は変わりますが、代理店契約の際にサイトから順に1次代理店・2次代理店・3次・4次~(普通そこまではありませんが)と傘下代理店として契約していく事があります。

一般的に、2次~3次~と下に行くに従ってマージンを引かれて報酬率が低くなる、なので上位代理店になった方が得だ、という話がありますね。

もちろん一般的に、代理店契約というのはそういうケースが多いでしょうし、一般論としてあながち間違ってはいないのですが、当社の系列の場合はちょっと違うわけなんです。

実は当社は、傘下代理店さんにも当社の受け取る報酬率と同じ料率スライドで設定しています。
なので「下の代理店にマージンを引いて支払う」という考え方とちょっと違うかなと思うんですよね。

例えば当社の受け取る報酬率が基本50%スタートで、月100万ポイント毎に51%、52%・・・と上がっていくとすると、傘下代理店さんにも同じ料率スライドで50、51、52%・・・と上がっていく設定で支払う形になっています。

そうなると、当社の傘下に入った代理店さんも、当社と同じ条件で運営できることになるので、例えばもしその下にまた傘下が増えたとしても、その代理店にも同じ条件で支払う事ができるというわけです(正確に言うと、傘下代理店さんが自分の傘下にどれだけの条件で支払うかは自由ですので、必ずしも同じとは限りませんが)。

これで当社がどうやって利益を出しているかというと、当社の場合傘下代理店さん以外に直接チャットレディさんも在籍しており、当社の報酬は所属チャットレディさんと傘下代理店さんの分すべて含んだ合計ポイントでスライド料率が決定される訳なんですね。

なのでスライド設定としては同じでも、当社は当社で利益が出せるし、かといって傘下さんからマージンを削っている訳でもないという、ある意味Win-Winのビジネスモデルではないでしょうか?

結局何を言いたかったかというと、一般には「傘下になるほど報酬が下がる」と言われているようですが、そういう話ばかりでもないですよ、という話です(笑)

チャットレディとしての女の子もいずれ報酬率の高い事務所を選んでいくのと同じように、代理店だってマージンを引かれて報酬率が低くなるとなれば、どうせならその上と契約したいということになるでしょう。
今はもう様々な情報が筒抜けの時代ですし、自分の傘下だからといって低い報酬では立ち行かなくなるのではないかと思います。

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