日払いするために
officeneo (2019年9月17日 01:14)
オフィスネオ代表の横沢です。
「なぜオフィスネオの報酬率はこんなにいいの？」の話の続きです。
前回の記事ではFANZAを例に当社での報酬率の設定について書きましたが、当社の報酬条件の特徴として、あと一つ重要なポイントに「日払い」制度があるんです。
一般的に代理店報酬はその当時で月1回、月末締めの翌月12～14日ごろに入金されます（今はサイトによって月2回入金の場合もありますが、分かりやすく月1回とします）。
ですので普通は、代理店報酬が入金した後、15日頃に月払いで女の子に支払うのが通常の流れとなります。
ただ女の子から見たら、月1回の翌月払いだけよりも、「日払い・先払い」があった方が便利ですよね？
会社の立場から見ても、女の子を募集する・女の子から選んでもらうためにはそういった先払い制度は不可欠だと考えました。
ただ先に書いたように、代理店報酬は月1回なわけで、女の子の日払いに関しては代理店報酬が入ってくるまでは会社側が「自腹」で払って（建替え払い）おかないといけないわけです。
そのために代理店側では、女の子の日払い用にある程度の資金をプールしておく必要があります。
これは女の子の人数が増え、規模が大きくなるほど大量のプール資金が必要になるということです。
ですので、経営的にある程度余裕があると言いますか、安定して運営できているプロダクションでないと、日払い制度はなかなか実現できないでしょう。
例えば業界内であまり良くない話になりますが、「日払い可と謳っていたのに実際に登録したらいくら以上稼がないと日払いできない・日払いの金額に上限があるなど実態と違ってた」など、たまに聞く話です。
さらには「突然プロダクション担当者と連絡が付かなくなり報酬が支払われない」「いつの間にか事務所がなくなっていた」など、仕事する女性にとっては報酬がきちんと支払われるかというのは死活問題ですし、いろいろ不安な面もあるかもしれませんね。
そういう意味でも、まず「安定して運営出来ていてまず潰れなそう」なプロダクションに登録する事が大切だと思います。
判断基準としては、手前ミソですが当社のように法人運営（株式会社）で運営しているところはある程度安心かと思いますよ。
基本的に「株式会社」として運営しているということは、ある程度の売り上げ・収益が出ているという目安になります。
そうでないと株式会社として運営していくメリットがなく、逆に従業員が社会保険に入る義務があり会社負担の固定費が増える事や、経理処理が複雑になるなどデメリットが多くなってしまうからです。
個人事業から法人化することを「法人成り」と言ったりしますが、逆に売り上げが下がって来て法人のメリットがなくなってきた場合など「個人成り」といって法人から個人事業に戻ったりすることもあるくらいです。
株式会社として運営しているのは、別に見栄や自己満足のためにやっているのではないのです（対外的なイメージの向上というメリットはありますが）。
日払いの話に戻りますが、当社の場合はまずプロダクション業務を始めるにあたって、それまでに私が個人的に貯めてきた預金が多少あったので、それを日払い資金として運営に回していました。
そして少しずつ売り上げが上がってきて、利益も出るようになったら、それをきちんとプールしておいて売り上げに応じた日払い資金として確保しておく必要がある訳です。
儲かったからといってパーッと使ってしまってはダメですよ（笑）。
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