チャットレディは源泉徴収されない?確定申告をしなければいけない理由
PR-staff (2020年8月20日 20:40)
結論を先に言うと、チャットレディはほとんどの場合で源泉徴収が差し引かれません。
そのため、確定申告をして源泉徴収で差し引かれる所得税などを納める必要があります。
そもそもこの源泉徴収とはいったい何のことなのでしょうか?
今回は、源泉徴収の基本的な解説と、なぜチャットレディが確定申告をしなければいけないのかをご紹介いたします。
そもそも源泉徴収って何?
源泉徴収とは、給料などの支払いから事前に所得税と復興特別所得税を差し引くことです。
源泉徴収は従業員を雇っている雇用主は必ず行わないといけない手続きになります。
差し引かれた所得税などは、事業主から税務署に納付することになります。
対象となる給料や報酬は、一般的な従業員に対する給料だけでなく、専門家への報酬や、芸能人やスポーツ選手への報酬なども対象になります。
しかし例外があって、常時2人以下の家事使用人だけに給料や退職金を支払っている個人や、給料・退職金の支払いがなく、弁護士報酬などの報酬・料金を支払っている個人は対象外になります。
かなり小規模で収入の少なく、業務委託を行う個人に対しては、使用人や弁護士などの専門家に対して、報酬を支払っているケースでは源泉徴収の義務が免除されます。
つまりチャットレディのような専門職の場合でも、業務委託となるので源泉徴収の義務は免除されるということになるのです。
しかし通勤チャットレディなどで、ある程度決まったシフトなどで定期的に勤務している場合など、勤務形態によっては従業員として扱われ、源泉徴収されることもあるようです。
チャットレディは源泉徴収されないから確定申告が必須!
ほとんどのチャットレディは源泉徴収が差し引かれていません。
「だったら所得税などは支払わなくてもいいのでは?」と思う方が多いかもしれませんが、それは間違いです。
チャットレディは個人事業主の扱いになるので、確定申告で収入に応じて所得税などを納める義務があります。
確定申告は1月1日から12月31日までの所得や経費を計算して、専用の用紙に記載して税務署や、自治体の確定申告会場に提出します。
期限は通常であれば3月16日までになっており、この期限までに確定申告を行わないと、納税額が増えるなどのペナルティを受ける可能性があります。
まとめ
チャットレディはほとんどの場合、源泉徴収が差し引かれません。
しかしチャットレディは個人事業主の扱いになるので、確定申告をして所得税などを納める必要があります。
確定申告を期日までに行わないと、余分に納税しないといけなくなるなどのペナルティを受けてしまうことになるので、必ず期限までに確定申告をするようにしましょう。
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