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初めての税務調査

officeneo (2019年9月 5日 23:41)
オフィスネオ代表の横沢です。

ブログを始めていきなりヘビーな話題ですが、昨日今日と2日間、当社に税務調査が入っておりました。
当社はもともと個人事業からスタートし、その後の事業拡大に伴い法人化して9期目になりますが初めての調査です。

普通は設立3年目までには来ることが多いと言われながらなかなか来ないので、うちあたりは小さい会社だしこのまま来ないのかな?と思っていたところ先月、顧問税理士さんのところに調査要請が来たという訳です。
初めての税務調査という事で若干緊張しましたが、本日無事終えることが出来ました!

当日は当社本社にて税理士さん立会いの下、税務署と国税局から調査官2名で来訪されました。

当初は税務署から1名のみの筈が・・・、前日になって国税局からも1名加わると聞き、正直ちょっと焦ったのは事実です(汗)。
なにか「国税」というと、「巨額脱税で重加算税」みたいなイメージが連想されるじゃないですか?笑
でもうちなんか巨額という規模でもないし普通に申告してるしなぁ・・・。
ただ最近は、国税局に「ネット商取引部門」というのがあるらしく、インターネットビジネス系の会社に関してはそういった専門官が立ち会うという事みたいです。

朝の10時から始まり、最初は雑談を交えながらライブチャット業界やチャットレディの仕事について説明したり、調査官さんもあまりこういった業種の経験が無いらしく興味深そうに聞いていました。

帳簿上の照合などは税理士さんが主にやってくれるので、代表の私は実際の業務の流れや報酬計算など、実務的な内容をパソコンの画面を見ながら説明したり、割と淡々と進みました。
当然ですが「マルサの女」のような緊迫したやり取りがあるわけではありません(笑)。

いずれにしても、法人(株式会社)として運営しているからには大きな不正はできませんし、特にライブチャットに関してはサイト上からすべてポイントでヒモ付けされているので、誤魔化しようが無いんですよね。
何か間違う余地があるとすれば細かな備品や消耗品の経費計上くらいでしょうか?

2日間の調査の結果、特に問題は無いという事で大きな否認なし、修正申告もなし(恐らく)で無事終えることが出来ました。
ただ細かい備品関係の領収書に関して、少額のものは管理がいい加減な部分があったので、今後はきちんと記録するようにと「指導」を受けた次第です。

在宅チャットレディのプロダクション業務としては、女の子の人数も多く支払い履歴の管理など面倒な部分はありますが、今までのやり方で概ね間違っていないということで、これからもやっていきます。

ただ2日間の調査での話の中から、10月の消費税増税や4年後のインボイス化など、支払い・経理関係の業務には今後いろいろ課題もありそうです。
消費税増税は一時的な手間で済みそうですが、特にインボイス化(※)は支払い手続きが複雑化しそうで、ちょっと頭の痛いところではありますね・・・。

チャットレディの報酬に関しては、「業務委託契約」(外注費)ということで消費税も加えてのお支払いとなっており、支払い処理に関係してくるんです。
なるべく所属女性の負担や損にならないよう、手続きを考えていかないといけないですね。

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