心から笑っていない人に対して、「目が笑っていない」と言うことはないでしょうか?
反対に、会議などの厳粛な雰囲気で笑いをこらえている時には、「目が笑っている」と言うこともあります。
「目は口程に物を言う」と言うことわざ通り、目も口と並んで表情を作り出している大きな要因です。
目と言うと閉じて開いてくらいしか思いつかないかもしれませんが、「目を吊り上げる」「目を丸くする」「目を細める」と目を使っての感情を表す慣用句が多くあるほど、実は表情が豊かなのです。
せっかく口元が笑っていても目が笑っていないと、嘘くさい作り笑いや人形のような無機質な笑いに見えてしまいます。
そもそも、「笑っていない目」と言うのは無表情の状態の目であるのですが、「笑っている目」と言うのはどういったものかと言うと、笑顔のメカニズムを知ることが必要です。
人は笑うと、口元が緩み口角が上ります。
それと連動して頬が上に上がり、目の下のラインが上に押し上げられるため、目が細くなり目じりが下がります。
つまり「笑っている目」と言うのは、普段も目よりも細くなり、目じりが下がった状態のことが多いのです。
では、目を細めて笑えばいいのかと言うと、チャットレディーとしてはあまり向きません。
カメラ越しにお客様と話すため、画像の荒い映像だとただ目が細くなっただけに見えてしまいます。
特に作り笑顔で、目の下が持ち上がって細くなるのではなく、まぶたが下がって目を細めてしまうと、見下したような小ばかにした笑いになってしまうので要注意です。
チャットレディーの場合、どういう目をすると良いのかと言うと、目を大きく広げて口角を思い切りあげるとはつらつとした明るい笑顔を作ることが出来ます。
また、目が大きく映るため顔がきれいに見えるのと、相手からも「興味を持って聞いてくれている」「明るい笑顔で楽しそう」と思われやすくなります。