チャットレディーとして話していると、相手の男性をほめることが多いと思います。
時には、「他の人にも同じこと言っているんでしょ?」とちょっと意地悪な言いかたをされるかもしれませんが、繰り返しほめていると「やっぱりそうかなぁ」となることのほうが多いです。
人は基本的に自分を肯定したい、「自己肯定欲求」があります。
自分で自分を肯定することは、恥ずかしさがあったり、欠点の方に目がいってしまうため、なかなか難しいものです。
そのため、他の人から自分をほめてもらうと、「自分の価値を認めてもらえる=自分を肯定してもらえる」ということなので、ほめてもらうとうれしいのです。
また、自己肯定欲求は、通常自分で自分をほめることでは満たされることはありません。
つまり、他の人からほめられて初めて自己肯定欲求は満たされるので、自分をほめてくれる人に対して好感を抱くのです。
しかし、チャットレディーからほめられても、知り合って時間があまりたっていないことのほうが多く、あからさまな褒め言葉はお世辞やご機嫌取りと見られてしい、逆効果になってしまうこともあります。
かといって相手の良いところを見つけてほめることができないと、チャットレディーとしては失格とも言えます。
また、チャットを何度もしている人からすると、チャットレディーのほめ言葉は慣れっことなってしまっているため、効果が薄くなります。
では、他のチャットレディーとの差をつけるためにはどうすればよいのかというと、長所をほめるのではなく、短所をほめましょう。
長所をほめられることは多いでしょうが、短所をほめられることはほとんどないので、意外性と「自分が短所と思っているところを、長所だと認めてくれる」と、ぐっとチャットレディーに対して好感を持ちます。
「飽きっぽいは好奇心旺盛」、「おしゃべりはコミュニケーションを大事にしている」など、普段から短所を長所に言い換える練習をしておきましょう。