チャットレディーは、お客様として毎日数多くの男性と会話します。
そのため男性を見る目が養われて恋愛上手になったという人もいますが、反対に男性が恋愛対象にならなくなってしまう人もいるようです。
チャットに訪れる様々な男性の中には、パソコン越しであるために暴言を吐いたり、尊大な態度をとる男性がいたりします。
それでもたまにならば我慢もできますが、立て続けにそういう人に当たってしまうと、男性そのものに幻滅してしまう場合もあるでしょう。
特にアダルトチャットでは男性の性癖が前面に出てくるため、「男性はみんなエロい事しか考えていないし、女性を性の対象としてしか見ていない」などと偏見を持ってしまい、実生活で男性と会っても色眼鏡で見てしまって、なかなか恋愛が出来なくなってしまうのです。
チャットレディーにとっては「男性＝恋愛対象」ではなく「男性＝稼ぐ対象」となってしまい、これはチャットレディの職業病のようなものですが、水商売のホステスさんが「お客様はお客様であって、恋愛対象ではない」と言うのと同じ事かもしれません。
また幻滅ではなく、反対に男性への要求が高くなってしまうケースもあります。
お客様の中には、紳士的で会話も楽しく、見た目も良い男性がいます。
そういった方がリピーターになって度々会話していると、疑似恋愛ではないですがそのお客様に対して好意を抱いてしまう事があります。
しかし、相手の男性からしてみれば数多いチャットレディーの1人に過ぎず、実際に恋愛に発展したりすることはまずありません。
そうなると、チャットでの会話でしかその相手のことを知らないのに、「デートをしても優しくて、付き合ったら楽しいだろうな」と勝手に想像してハードルを上げて、会社の同僚などの身近な男性が告白してきても、その男性客と比べてしまい周りの男性が恋愛対象にならなくなってしまうのです。
実生活を知らないアイドルに対して、テレビで見た印象だけでファンになってしまうのと似ているかもしれませんね。
どちらの場合も、男性を極端な視点から見てしまっていることが原因なので、時には気持ちをリセットして冷静に男性を見られるようにしましょう。